名手のRed Callender氏(1916 – 1992)が3弦で弾いている時期があったそうで、最近初めて知りました。アメリカでの3弦の楽器はわずか数枚の写真を見たことがあるだけで、ほとんど見たことがありませんでした。1950年代あたりまで三弦で弾いていたというジャズベーシストを他には存じ上げなかったので、個人的に興味深く思いです。

以前、4弦の映像しか見当たらなかったと投稿をしたのですが、最近になって、ようやく..Jammin’ The Blues (1944) | Lester Young Oscar Nominated Shortという映像の中に3弦を弾くRed Callenderの姿を拝見することができました!
1:09〜1:13あたりから数秒間、3弦を弾く、手元もしっかりと映っています。

写真などを追っていくと、Red Callenderは後々、4弦を主に弾くようになったと思われますが、かつて当時のアメリカで、圧倒的に少数派であったであったはずの3弦コントラバスにこだわって演奏していたことも貴重な存在ですし、興味深いです。
それにしても、やはり3弦の、なかなかに弦の間隔が広いことに改めて驚きました。

彼の弾く3弦の映像と共にどんな感じの音だったのか、ようやく確認することができ大変参考になりました。

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