名手ルイジミラーニさんが演奏しているQuattro Stagioniを先日初めて聴きました。
Discogsにもクレジットの記載がなく、今回こちらの室内合奏団で演奏されていることを知理、思わぬ手がかりでした。
「自分の手の延長になるような弓を選びなさい」と二十年以上前に弓について頂戴したアドバイスを都度思い出します。
Discogsといえば、縁あって1929年のクーセヴィツキーの78rpmレコードをお迎したのですが、未登録だったのでDiscogsのデータベースに追加(間違いのないよう慎重に..)してみました。
有名な演奏でCDなどで聴いたことがある方もいらっしゃると思うのですが、オリジナルの音また素敵です。
コントラバスソロの録音としてはかなり初期の作品なのかなと思います。
これは存在するかは分からないですが、個人的にはかつてのイタリアの名手Guido Gallignani氏の録音が残っているのなら室内楽などでも残っているのなら聴いてみたいものです。
ガット弦時代に「彼はまるでヴァイオリンのようにコントラバスを弾いた」と実際に彼と交流があった方から話を聞いたことがあります。実際に彼が使っていた楽器の次のオーナーによる録音は残っていますが、かなりソリスティックな音色で非常に興味深いです。ヴァイオリンという比喩は演奏からもでしょうけど、その楽器から起因する印象も大きかったのではないのか?とその楽器が使われた録音からなんとなく思わされます。
下の写真はGallignani氏が1921年にソリストとして世界中で活躍していた頃のツアーコンサート用?の貴重なサイン入りプロマイドです。